ハルくん。
先日は酔って夜中に電話してごめん!
平常運転だな、と言ってくれて、酔った後の陰鬱な気持ちが消し飛びました。
ありがとう。
東京は今日も暑くて湿度も高くて、さてはまだ夏が終わってないな?と感じています。
夏の延長戦、終わってほしくないようなもうこっちも疲れたよ、と思うような…。
177. の記事の「戦争と女性の人権博物館」の話、おもしろかった。ここホロリした。
最近、契約社員として働いてる職場でもフリーランスの仕事でも
「無責任・よくない意味のいい加減」な仕事している人を見る機会が多くて、
とてもとても腹が立つのだけど、
同時に「とてもまじめな先輩たちからは私はこういう風に見えることがあるよね、ごめん」という反省が押し寄せてくることがあって。
被害者でもあり加害者でもあるというフレーズから想起される中で最も世俗的なやつを書いてみた。
あとね、自分のおばあちゃんのことを考えた。
彼女の青春時代は、戦争真っただ中だったから。
孫のわたしが吉野家に行ってみたい、スタバに行ってみたい、ルーズソックス履いてみたい、ピアスは勝手に開けてみた、っていうようなことを一緒に体験しに行ってくれるようなおばあちゃんだった。
まだ生きているよ、でもなんだか過去形になっちゃった。
最近のおばあちゃんはよく眠ってる。
おしゃべりなときもあるけど、耳が遠かったり、過去の記憶がだんだん引き出せなくなっているのがわかる。
生まれたときから一番そばにいて、一生で一番同じ家で過ごした時間が長い人だから、わかる。
まどろんで、今起きてるのか眠っているのかわからないような時間の中を生きているのかもしれない。
そうやってだんだん「眠り」に近づいていくものなのかな、と考えたりする。
起きていたころのおばあちゃんの名(迷)言がこちら…
「あやちゃんの時代はいいよ」
「言いたいことどんどん言いなさい。でもアホとは口きくのもイヤぁね」
「我慢しなきゃいけないようなことがあったら、その我慢を一生できるかどうか考えなさい。一度した我慢は、次からもまた我慢することを求められるようになるわよ。我慢はあぶないのよ」
「誰に嫌われたってしょうがないじゃない。こっちからやんぴ、と思う人のどれだけいることか」
「あやちゃんが幸せなんが、イチバンうれしいわ」
わたしだって、おばあちゃんが幸せなのが一番うれしい。
おばあちゃんが何も心配せずによく眠れたらうれしい。
おばあちゃんが悲しくなったり怒ったりしないで過ごせるのが一番うれしい。
うそ。
本当は、
わたしが「あ、今のむかついたかも…」て思うときには、真横でしっかり憤ってるおばあちゃんにまた会いたい。
本当は、
一緒にデパート行って、絶対買わないような服を試着したり、帽子売り場で「よく似合うね」「おばあちゃんも似合ってるね」「そうかしら、こっちのもどう?」なんてはしゃぎまわりたい。
本当は、
プールに行って心ゆくまで一緒に泳ぎたい。
本当は、
おばあちゃんのごぼうの天ぷらがまた食べたい。
作り方もちゃんと覚えてたい。なんなら動画とりたい。
本当は、
ダイニングで本を読んだり編み物をしてるおばあちゃんの気配を感じながら、わたしも本読んだりぼんやり考え事したり昼寝もしたい。
おばあちゃんが嫌なことぜんぶから守ってあげたい。
でもそれは、おばあちゃんがわたしのことを守り続けてくれて、
そのやり方がわたしにとって快適なものだったからそう思うんだろうな。
今もどこかで戦争が起きている現実に何かできることがあるのかな…
祖母の心の平和から出発した思考が、世界のこともちらっと考える、そんな夜です。
2024.09.19
ぶち
先日は酔って夜中に電話してごめん!
平常運転だな、と言ってくれて、酔った後の陰鬱な気持ちが消し飛びました。
ありがとう。
東京は今日も暑くて湿度も高くて、さてはまだ夏が終わってないな?と感じています。
夏の延長戦、終わってほしくないようなもうこっちも疲れたよ、と思うような…。
177. の記事の「戦争と女性の人権博物館」の話、おもしろかった。ここホロリした。
自分たち(韓国人)は被害者であるだけでなく加害者でもある、という明確なメッセージを提示していたことに感動しました。
最近、契約社員として働いてる職場でもフリーランスの仕事でも
「無責任・よくない意味のいい加減」な仕事している人を見る機会が多くて、
とてもとても腹が立つのだけど、
同時に「とてもまじめな先輩たちからは私はこういう風に見えることがあるよね、ごめん」という反省が押し寄せてくることがあって。
被害者でもあり加害者でもあるというフレーズから想起される中で最も世俗的なやつを書いてみた。
あとね、自分のおばあちゃんのことを考えた。
彼女の青春時代は、戦争真っただ中だったから。
孫のわたしが吉野家に行ってみたい、スタバに行ってみたい、ルーズソックス履いてみたい、ピアスは勝手に開けてみた、っていうようなことを一緒に体験しに行ってくれるようなおばあちゃんだった。
まだ生きているよ、でもなんだか過去形になっちゃった。
最近のおばあちゃんはよく眠ってる。
おしゃべりなときもあるけど、耳が遠かったり、過去の記憶がだんだん引き出せなくなっているのがわかる。
生まれたときから一番そばにいて、一生で一番同じ家で過ごした時間が長い人だから、わかる。
まどろんで、今起きてるのか眠っているのかわからないような時間の中を生きているのかもしれない。
そうやってだんだん「眠り」に近づいていくものなのかな、と考えたりする。
起きていたころのおばあちゃんの名(迷)言がこちら…
「あやちゃんの時代はいいよ」
「言いたいことどんどん言いなさい。でもアホとは口きくのもイヤぁね」
「我慢しなきゃいけないようなことがあったら、その我慢を一生できるかどうか考えなさい。一度した我慢は、次からもまた我慢することを求められるようになるわよ。我慢はあぶないのよ」
「誰に嫌われたってしょうがないじゃない。こっちからやんぴ、と思う人のどれだけいることか」
「あやちゃんが幸せなんが、イチバンうれしいわ」
わたしだって、おばあちゃんが幸せなのが一番うれしい。
おばあちゃんが何も心配せずによく眠れたらうれしい。
おばあちゃんが悲しくなったり怒ったりしないで過ごせるのが一番うれしい。
うそ。
本当は、
わたしが「あ、今のむかついたかも…」て思うときには、真横でしっかり憤ってるおばあちゃんにまた会いたい。
本当は、
一緒にデパート行って、絶対買わないような服を試着したり、帽子売り場で「よく似合うね」「おばあちゃんも似合ってるね」「そうかしら、こっちのもどう?」なんてはしゃぎまわりたい。
本当は、
プールに行って心ゆくまで一緒に泳ぎたい。
本当は、
おばあちゃんのごぼうの天ぷらがまた食べたい。
作り方もちゃんと覚えてたい。なんなら動画とりたい。
本当は、
ダイニングで本を読んだり編み物をしてるおばあちゃんの気配を感じながら、わたしも本読んだりぼんやり考え事したり昼寝もしたい。
おばあちゃんが嫌なことぜんぶから守ってあげたい。
でもそれは、おばあちゃんがわたしのことを守り続けてくれて、
そのやり方がわたしにとって快適なものだったからそう思うんだろうな。
今もどこかで戦争が起きている現実に何かできることがあるのかな…
祖母の心の平和から出発した思考が、世界のこともちらっと考える、そんな夜です。
2024.09.19
ぶち
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