ぶっちー、
お返事ありがとう。
とっても嬉しい気持ちになりました。
ハルくんが完パケにたどり着いたことを非常に誇りに思う:音にしたら「エッヘン」。(3歳)
一番嬉しかったのは、ココです。
俺が成し遂げたことを誇りに思ってくれるなんて!「エッヘン」と思ってくれるなんて!
鉄棒で逆上がりができるようになった小学生の息子を誇らしく思う母親のような気持ち?違うか。
俺が「大谷翔平の社会学」を通じてやったことのひとつは「文章を書くことによって自分の思想を形づくる」だと思うけど、その基礎トレーニングはたぶん、このブログで無意識のうちにやっていたんじゃないかな。
それから、ベースとなる文体や文章のリズム感、グルーヴ感みたいなものもおそらく、このブログで培われたものだと思う。
だからこの本は、半分はぶっちーが書いたと言っても過言ではない、と言ったらそれはまあちょっと過言だけど、でもこのブログなくしては生まれなかった本だと思う。
今までありがとう!(これからもよろしく)
「ハルくんがブログに書きたいことがあるのがそもそも嬉しい」とぶっちーは書いてくれたけど、書きたいことが尽きたと思ったことはないよ。
「大谷翔平の社会学」はもちろん自分が持っている力を100%出して(少なくとも出そうとして)書いた作品だと自負しているけど、自分が本当に一番表現したいものがどこにあるかって言ったらやっぱり、このブログにあるんじゃないかな。
「大谷翔平の社会学」はリブステーキ級のメインディッシュではあるけど、その後に食べるティラミス(このブログ)こそが実は最大の楽しみで、リブステーキはいわば「ティラミスを美味しくいただくための前座」という感もあります。
杏仁豆腐でもバスク風チーズケーキでも、何でもいいんだけどね。もちろん、いわゆる商業出版や書籍というフォーマットでなければできない表現もあると思うけど、それは言うなれば「スーツをいかに着崩すか?」程度にはタイトな制約がある中での表現で、足元はスニーカーでもジャケットは羽織ってないといけない、くらいには縛りがある。
それはそれでスタイリングの楽しさがあるけど、一方でこのブログは「さあ、今日はぶっちーとお茶会だ。何を着ようかしらん?」てな感じで、とりあえず裸じゃなければ(社会的にアウトでなければ)何でもOKのフリースタイルというか。
ぶっちーが「一緒にいて恥ずかしい!」と思うような格好はダメだけど、そうでなければTシャツでも短パンでもビーサンでも、あるいは悪い冗談のようにタキシードでビシっと決めても何でもいい、そういう自由さがあると思う。
プロとして商業出版のメインストリームに挑戦するのと同時に、アマチュアとして交換ブログというオリジナルな表現の追求をすること、それもまた「二刀流」なのだと思います(キマった!またしても!)。
「街のスピード感みたいな話」を今、久しぶりに読み返したけどこれ、ぶっちーがこのブログで最初に書いた記事だよね。
「サンフランシスコで人生変わりそうになった話」ってもう、タイトルの時点でぶっちー色が滲み出いている気がしますわ(役割語)。
広島のお好み焼きを「ジブリのモンスター」に例えるのも、ぶっちーらしい表現だと思いました。
わかるような気がするけどよくわからない、でもなんかわかる気がする……というのが「ぶっちー語」の魅力だと思います(若き日のカール・マルクスにも通じる気がしなくもない論理の飛躍感と浮遊感)。
なんだかよく知らないところだけど、
来ていいと言ってくれる義理の両親がいるから、しかも家も車もあるらしいから
とにかく行ってみるか
俺が長崎に来たのも、こんなノリだったと思います。
ちなみに長崎の街は確かに激坂のイメージがあるけど、俺が住んでいる大村市の中心部は超平地で、国道のロードサイドに市役所やイオン、スタバ、ローカルスーパーやファミレスが立ち並んでいるようなザ・地方都市です。
そのロードサイドのさらにサイドへ行くと、片側は海(正確には湾)でもう片側は山という、パッと思いつくところでは鎌倉みたいな地形をしていると思います。
影はそんなにドラマティックじゃないけど、水平線に沈む夕日を毎日見れるのは素晴らしいなと前々から思っていたことは、移住を決めた理由のひとつです。
ところで広島といえば2015年9月、俺が決死の覚悟で訪れた記録がこのブログに残っています。
詳しくは知らないけど「推し活」いいじゃない。
何かしら「推す」対象があると、行動範囲が広がるしフットワークも軽くなるよね。
俺がダルビッシュや大谷の活躍を追いかけて本まで書いちゃうのも「推し活」なんだと思います。
そろそろ、ぶっちーの「推し活」も始めなくては!
お互いでお互いを推し合って、ブログに書きたいことで人生埋め尽くしましょう。
ちゃおちゃお!
2024.4.22 Interplanetary good vibe zoneから
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