ハルくんへ

今日はいよいよこのクソ暑い中、釣りの日ですね。

あなたが幼少期を意外とアクティブに屋外で過ごしていたときいて、たいへん驚きました。

月曜日は越の国から帰国している森生くんに会いに京都へ日帰りして参りました。

ハルくんからも話を聞いていた森生くんのガールフレンドにもお会いし、楽しい時間を過ごしました。

祇園祭の<後の祭>、人生で初めて<草履>や<のれん>を買ったこと、大好きな六曜舎さんでのひとときなど、盛りだくさんの12時間でした。

中でも、森生くんのご両親との会食は、それはそれは刺激的なものでした。

森生くんの実家に長期滞在した際、お父様のご尊顔を拝見したことはあれどお互いに心の中で「あっ！」と言っただけで実際には挨拶さえしたこともなかったのですが、今回はきちんとご挨拶することができ、8年間のどにつかえていたものがスッとしたような気分でした。

また、お母様におかれましても、相変わらずお元気そうでチャーミングで何よりもパワフルで、「ぶっちは無気力だからね。何にもしたくないのよね。なにもモノにならないわよ。」と恐ろしいほど急所を突く見事な一太刀で、その前後の記憶があまりありません。

どこの寺よりも 通うべきはここであると、ドM魂を再確認したことは言うまでもないでしょう。

近ごろ、LINEやメールなど気軽なコミュニケーション手段に辟易しております。

手書きでこそありませんが、お手紙のような気持ちでこの記事をしたためます。

2017.07.28 ぶち