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ハルくん、やっほー。

10/10に起きたことをあなたに共有しておきたくて、
モニターとキーボードに向かってるよ。

朝は8時に起きた。
彼氏は、わたしより先に起きてて(だいたい いつもw)
いつも通り、おはよーって挨拶した。

そしたらこっち見た彼氏の笑顔がみるみる真顔になって、
「あやちゃん!目が赤い!眼科に行って?」って言うの。
ああ、またアレルギーで赤くなってるのかな、ほっとけば治るなって思ったんだけど、
病院に行け行けってしつこく言うから、大袈裟だなーと思いつつ鏡を見ました。
そしたら思ってたのと全然違ってて、いつかの海老蔵みたいになってた。

こりゃ病院だわってことで、祝日にやってる病院探してもらって(自分で探せよ)、行ったの。
これ治るのかなとか猛烈に不安だったんだけど、先生がものすごく淡々と検査して、
「表面近くの出血ですねー。こすったでしょ!」とか怒られながら、目薬だけもらって帰ってきた。
よかったよかった。

予定では月曜は二人で婚約指輪を見に行くことになってたから、
目が困難だし、行かないとか言われそうって、ちょっぴりしょんぼりしながら帰宅したよ。

そしたら出かける準備万端でお家で待っててくれたの。
嬉しくて心の中で小さいダンスパーリー開催しながら、
元町のお気に入りのアンティークショップ見たりしてたんだけど、
なかなかぴったりのものがなくて…。
ところで、いつまでに買えばいいんだろうと思って、
「いつ結婚するの?」って聞いたら、
「今日は?」っていうから、書類もらいに行ったの。

窓口で「婚姻届ください」って言って、もらって。
パパに「今日結婚したいから、後でサインもらいにいくね」って電話したら、
はいはーいって。軽い笑
こんなもんかーとか思いながら引き続き指輪を見に横浜そごう向かってたら、
今度は、ママから電話かかってきて。
「おめでとう!」までは普通だったのね。

「ママ夢見たのよ、4時頃。あやこが結婚するっていうから、ああよかったね、って。
涙も出ちゃった。夢で涙したのなんて初めてよ」って言ってた。

ママは昔からなんていうか、"そういうの"を感じる人で。

日本航空で働いてた時に、わたしを妊娠してからも7ヶ月飛び続けてたんだけど、
帯状疱疹が出て入院したの。8月10日に。
8/12も病院で寝てたんだって。
夕方、ママの同期とか、クルーがズラーって病室に入ってきて、
制服だしおかしいなーって思いながら、
「お見舞い来てくれたのー?さっきまですごく痛かったのに、今すごく楽になった。どうしたんだろう」って言ったら、みんな笑ってるんだって。
同期の子が「よしちゃん(ママはヨシコっていうの)、先に行ってるね!またね!」って笑ってるんだけど、涙流しながら言うんだって。
そこからはあまり覚えてないらしいんだけど、
目が覚めて変な夢だったなーってぼんやりしてたら、
看護婦さんが来て、1ヶ月病室から出るの禁止になったみたい。
調子良くなったのに変だなーと思ったけど、言われたとおりに1ヶ月、病室だけで過ごして、
お家に帰ってきて、御巣鷹山の事故を知ったんだって。
ママは今も、わたしの年齢をあの事故から何年っていう報道で把握してる。

まあ不思議な母なんだけど、
朝から夢見たって騒いでたから、パパも変な覚悟はできててすんなりサインに応じてくれて、
結婚するって決めてから指輪買って提出するまであっという間(5時間)でした。

あなたからの素敵すぎるサプライズ記事で幕開けた30歳は、
大好きな友達との京都旅行で幕開けし、
金沢にも旅行して、
就職して、離職して、
生まれた時から住んでた素敵な平家は積水ハウスの集合住宅に姿を変え、
自分たちの家を買い、リフォームし、
また就職して、みんなに心配されてたけど今のところ楽しくやっていて、
結婚もしました。

31歳はどんな一年になるんだろー。
ひとまず11月末に会社の表彰式で沖縄に行くことになったから、
沖縄ロケできたら素敵。合わせ来て?

2016.10.12
ぶち

追伸、本当はオオイシアヤコになったよ。でもここではもう少しマスブチアヤコでいたいな。